印象に残るメロディってどこがちがうの?

印象に残るメロディって、どこが違うの?

こんにちは、メイです。

このブログでは、音楽の「なんでこれ好きなんだろう?」を、ちょっとずつ言葉にしていこうと思ってます。

最初のテーマは、“印象に残るメロディ”の話。

口ずさんじゃうあの感じ

気がついたら、鼻歌で歌ってるメロディってあるよね。

歩いてるとき、洗い物してるとき、ふとしたときに出てくるやつ。

あれって、なんで覚えてるんだろう?

もっと複雑だったり、かっこいい曲もいっぱいあるのに、なぜか浮かんでくるのはシンプルなメロディ。

きらきら星やるなあ

たとえば「きらきら星」。

あの“ド〜ド〜 ソ〜ソ〜 ラ〜ラ〜 ソ〜”って始まり方、

聴いた瞬間に「あっ、知ってるやつだ」ってなるよね。

音の動きはすっごく素直。右手を空に伸ばしたくなる感じ。

しかも、ちゃんと1オクターブ以内で収まってるのもお行儀よし。

でも、ずっと真面目じゃないんだよね。

“ほしよ そらから…”あたりで、ちょっとだけ違う景色を見せてくる。

「おや?意外とやるな、きらきら星」って、思わずニヤッとしちゃう。

ちょっとだけズラす

メロディって、ただ単にキレイな音を並べただけじゃ印象には残らない。

「予想のちょいナナメ上」みたいな動きがあると、

そこに耳がひっかかって、“気になる”になる。

よくできたメロディには、そういうちょっとしたズレがある。

まるで「いい感じにイタズラしてくる友だち」みたいに。

そしてふしぎな跳ね方

もちろん、複雑なコードに乗ったメロディも素敵。

特に、ちょっと跳ねる3音目とか、微妙なコード感のズレとか、

「あ、ここでその音出すんだ!」っていう意外性はクセになる。

それもまた“印象に残るメロディ”のかたち。

ちゃんとルールを知ってて、その上で“ふしぎな遊び”をしてる感じ。

メロディは手紙みたいなもの

結局のところ、メロディって「手紙」みたいなものかもしれない。

宛先は聴いてる人の心。

わざと難しい漢字を並べたりしなくても、

ふっと届く、やさしいことばでいい。

ちょっとだけ遊んでみたり、言い回しをズラしてみたり。

そんなメロディが「また会いたくなるメロディ」になるんじゃないかな。


今回はここまで。

次は、メロディをもっと深くほじくってみるか、

あるいは“tone”の話に行ってみるか、気分次第で決めます。

気になった人は、またふらっと遊びに来てね。

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です