ドラム・ベース・ギターの黄金三角

ドラム、ベース、ギターの編成

このブログのbandカテゴリ、最初のテーマは、やっぱりここから始めたいなと思いました。

ドラム、ベース、ギター

いわゆるスリーピースのバンド編成です。

これって、私にとっては「バンドの形」と聞いてまず思い浮かぶ、最初に憧れたフォーメーションなんです。

楽器がたったの3つ。

でもこの3人が集まると、ちゃんと“バンドの音”がする

そのことに、初めて気づいたときのワクワクは今でも忘れられません。

音が3人分しかないのになぜか足りてる

この編成って、ものすごくシンプル。

ドラムはリズムの骨格。

ベースは音楽の土台。

ギターはコードやリフで空間を埋めたり、歌を彩ったり。

役割だけ見ると「これで本当に大丈夫?」ってなるかもしれないけど、不思議と足りてるんです

いや、足りてるどころか…その“足りなさ”がちょうどいい

スリーピースは余白とスリルのバランスが絶妙

実際に3人で演奏するとね、けっこう緊張感あるんですよ。

たとえば、ドラムがほんのちょっと休んだ瞬間。

ベースが一拍出遅れたとき。

ギターがふと音を抜いたとき。

音の“隙間”がそのまま空気になる

その空白が、曲の表情やグルーヴを変えちゃう。

はじめの頃は、この“余白”が怖かった。

「なんか薄く聞こえちゃうんじゃない?」とか、

「下手って思われないかな…?」って、つい音を埋めたくなったんです。

でもね、演奏を重ねるうちに気づいたんです。

この余白こそが、スリーピースの醍醐味

どこを埋めるか、どこを空けるか。

3人だからこそできる、音の駆け引き。

このスリリングさ、癖になります。

ひとりひとりの責任と自由がすごい

この編成だと、ひとり分の音がそのまま“音楽の質”に直結します。

ベースが気持ちよくうねれば、バンド全体が踊り出すし、

ドラムがちょっと間を遊べば、空気がふっと変わる。

ギターがふざけたフレーズを入れたら、バンド全体がニヤッとする。

3人だけだからこそ、全員が“主役”になれる

そして、全員が“相手の音を聴く責任”を持つ

この緊張感と信頼関係のバランスが、本当に面白いんです。

ここが出発点。ここから広がる世界

もちろん、キーボードやもう1本ギターが加わったバンド編成も大好きです。

でも、やっぱりこの「3人で音を支えあう感じ」が、私のバンドの原点なんです。

このフォーメーションを知っていると、

どんな編成でも“引き算の美学”を忘れずにいられる気がします。


というわけで、bandカテゴリの1記事目はこの3人から。

ここから、少しずついろんなバンドの形も見ていけたらなって思っています。

次回は、このスタンダード編成からちょっとだけ外れた、変則バンド編成についても語ってみたいな。

ギターもベースもいないけど、なぜか成立してる…なんてパターンも、実はあるんです。

それではまた!

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